2020年 消防出初式への参加
こんにちは。佐藤工務店の佐藤博昭です!
1月4日(日)栗原市文化会館で行なわれた栗原市消防出初式に消防団員として参加しました。
10時に始まり、大半の時間が議員さん方のお話を聞いているのですが、昨年の災害について数字を交えてお話して頂き、振り返りになったのでまとめつつ、私の考えも追記させて頂きます。
ちなみに出初式中はメモを取れなかったので、数字については少し違っている可能性もあるので、細かい部分の差異はご了承頂けると助かります。
栗原市の火災は昨年より20数件増とのこと。
今後は、オール電化が進んでいること、人口が減少し、世帯数が減っているので火災自体は減っていくと思われるのですが、空き家が増えているので、空き家の火災は増えていく可能性があると考えられます。
緊急車両の出動は3500件前後、昨年より200件以上増加しており、高齢化が進むにつれ、増えていくことが予想されているようです。
特に私が心配しているのでは、高齢化が進むと冬季のヒートショックの怖さが増します。寒い水回りでヒートショックを起こすと、なんとか助かっても後遺症が残る可能性が高いです。
後遺症はご本人も大変ですが、ご家族にも負担が掛かるケースが多いように感じます。
対策として、なかなか断熱リフォームまで行なえる方は少ないので、せめてトイレ、洗面脱衣室などにヒーターを置いたり、温かくしてから使用するなどの対策をして頂けたらと思います。
海水の温度が27度以上になると台風が大型化する。地球の温暖化が進むにつれ、大型の台風が上陸する確率が高まるというお話もあり、WEBにて検索したところ、同様の意見が載っていました。
また、1月9日の河北新報には温暖化により台風の進むスピードが約10%遅くなるという記事があり、「速度が落ちるのと重なって、降雨量がさらに増える恐れがある。」と警告されていました。
そして栗原市の年間の降水量は1200mm後半、今年は雪が少ないので台風や大雨により帳尻り合わせのような被害があるのではないか、というお話もあり、警戒する必要性を感じました。

出初式が終わった後は、外にて祝賀放水。
小さなお子さんを連れたご家族が結構いらっしゃっており、こういうニーズがあるんだと分かりました。おそらくご興味のあるお子さんはもっといるけど、出初式自体、出初式に一般の方が参加できることを知らない方が多いように感じました。
毎年、大きな災害が多くなっているように感じます。
本当は消防団員の活躍の場がないのが一番だと思います。
そういった意味でも工務店として災害に強い家、ヒートショックが起こりにくい家を作り続け、防災の面でも地域に貢献していけるように取り組んでいきたいと考えております。