Good Living フォーラム2018 in 仙台で学んだこと
こんにちは。佐藤工務店の佐藤博昭です!
9月27日に夢メッセで行なわれた「Good Living フォーラム2018 in 仙台」に行って来ました。
このフォーラムは毎年、LIXILさんが開催しており、2018年は「健康と住まいのデザイン」をテーマにプラグラムが構成されていました。
プログラム
- 商品展示(13:00~)
- 開演のご挨拶(13:40~)
- 基調講演① テーマ『健康な住宅をつくりましょう』 首都大学東京 名誉教授・星 旦二 氏
- 基調講演② テーマ『健康と住まいのデザイン』 有限会社アトリエJIGSAW 代表取締役・岸 一 氏
- LIXILデザインスタイルのご提案
- 閉会のご挨拶(16:55 終了予定)
1度、20分の休憩を挟みましたが、こういった流れでした。
きちんとまとめようとすると、時間が掛かり過ぎて、まとめきれないので、概略と印象に残ったことを書きます。
まず、星先生は、研究に基づいた健康の話を独特の語り口でお話して頂きました。
印象的だったのは、「健康は医療だけでは作れない。」、大切なのは穏やかなに過ごすこと。その為の環境を作っていくことが大切だと、理解しました。
環境を作っていくためには、何度も「収入と学歴。」と。収入と学歴がいい人は生活環境のいいところに住み、健康になる、というようなことを言っておりました。
また、住宅環境の大切さも何度も言っており、住宅環境にこだわれば、こだわるほど、お金が掛かり、住宅環境の大切さを認識しているからこそ、住宅にお金を掛ける。ここでも収入と学歴が関わっているのかな、と認識しました。
そういったことから、「勉強しない県は短命。」というようなことも言っており、私自身、きちんと理解出来たわけではありませんが、栗原市でもっと教育に力を入れていったら、将来、いろいろなところが変わってくるのかなと思いました。
そして、次の岸先生はデザインについてのお話でした。
特に窓についての話が多く、「開く部分と閉じる部分。」、「眺めが良く、開く方向には思い切り開く。」、「壁と窓のデザイン。」などなど。
なんとなく言っていることは理解できるのですが、文字だけで分かりやすいように表現しようとすると難しいですね。
また、星先生、岸先生とも、きちんとした家づくりを行なうと地域活性化になる、というようなことを言っておりました。
星先生は、地方都市では、新築、リフォームを合わせると数十億円から数百億円くらいの市場になり、それを都市部のハウスメーカーではなく、地元の工務店が施工する。健康住宅を建て、長生きする街になれば、多くの年金がその街に入る。といったことから、地域活性化になるというようなことを言っていました。
岸先生は、街づくりの考え方が良く、景観が良いと土地の価値が上がる。実際に上がっている事例もお話して頂きました。
後日、別記事で家づくりと地域活性化について、もう少し掘り下げていこうかと考えています。
最後のDesign Style(デザインスタイル) の提案では、LIXIL製品でのコーディネートについてのお話でした。
確かにこの方法に沿った形で採用すれば、センスの良い住宅になりそうです。
13時から17時までと長時間になりましたが、住宅に対しての考え方の部分、お客様に提案するデザインの部分で得るものがありました。今後の家づくりに活かしていきたいと思います。