漆喰壁の剥がれ・床のふわつき・建具の不具合をまとめて内装リフォーム(リフォーム事例 / 栗原市志波姫)
栗原市志波姫にお住まいのお客様から、「壁の漆喰がポロポロ落ちてくる」「床がふわふわする所がある」「玄関引戸の建付けが悪くて鍵が掛かりにくい」など、暮らしの中の困りごとについてご相談をいただきました。
また、台所への動線を短くしたいというご要望もあり、内装と建具を中心に、使いやすさと安心感を高めるリフォームをご提案しました。
リフォーム前の様子




地震などで壁の漆喰が傷んできており、角がポロポロと落ちる状態でした。また、過去にご自分で直された箇所もあり、「きちんと直して、見た目も手入れもラクにしたい。」というご要望がありました。
さらに、日々の動線では「居間から台所へ行く距離を少しでも短くしたい。」とのことで、戸棚が動線を狭めている点も課題でした。
建具まわりでは、建物の歪みの影響もあり、玄関引戸の建付けが悪く鍵が掛かりにくい状態。室内の木製ガラス戸も「割ってしまいそうで心配。でも光は入れたい。」などというご要望がありました。
台所の床についても、一部に踏むと沈むようなたわみがあり、歩くたびに不安を感じるとのことでした。
工事の内容
壁:下地を整えて、クロス仕上げに
漆喰にそのままクロスを貼ってもすぐ剥がれてしまいますし、下地の凹凸が出てしまいます。
そこで今回は、壁の状態に合わせて、薄いベニヤ板(薄ベニヤ)や下地合板、石膏ボードを張り分けて、大工さんの手間を減らしつつ、下地をフラットに整え、その上からクロスで仕上げました。
見た目がきれいになるだけでなく、今後のお手入れもしやすくなります。
動線:戸棚を撤去して通路を確保
「台所までの距離を短くしたい。」というご要望に合わせて、戸棚を撤去して通路化。
床も高さを合わせて下地を組んで、仕上げはフローリングを張りました。壁もクロスで仕上げ、空間全体の印象が明るくなりました。
また、「毎日の移動が少しラクになる。」この積み重ねが、暮らしのストレスを減らしてくれます。
床:既存床の上にフローリングを重ね張り
床の踏むと沈むようにたわむ箇所は、状態を確認しながら、フローリングの重ね張りを行ないました。
大掛かりに床を全部壊さずに改善できるケースも多く、工期・コストのバランスが取りやすい方法です。
歩いた時の不安感が減り、日常の動作がラクになります。
建具:割れにくさと明るさを両立する木製引戸へ


木製ガラス戸は、「ガラスを割りそうで心配。でも光は入れたい。」というご要望から、ワーロンを使った木製引戸をご提案しました。
ワーロンは、見た目は障子のようにやわらかい印象で、建具に使われる薄いガラスより割れにくく、光も取り込める素材です。
出入りしやすさ:室内ドアはアウトセット引戸に

「開き戸だと出入りしにくい。引き戸にしたい。」というご要望に合わせて、アウトセット引戸をご提案しました。
今回のアウトセット引戸は、壁の外側(表面)に敷居と鴨居を取り付け、壁を大きく壊さずに引き戸へ変更しやすいのが特徴です。
玄関:引戸を交換して、鍵の掛かりやすさを改善

玄関引戸は、建物の歪みの影響もあって、建付けが悪くなり、鍵が掛かりにくくなっていたため、引戸の交換を提案しました。
引戸を取り外し、周囲の木下地を取り付け、その後、新しい引戸を取り付けます。最後に引戸周りの下地と仕上げを行なっていきます。
玄関引戸は、毎日必ず使う場所なので、「スッと閉まる。」、「鍵が掛けやすい。」だけでも安心感が大きく変わります。
リフォーム後の様子
壁は下地から整えてクロス仕上げにしたことで、見た目がすっきりし、漆喰が落ちることがなくなり、日常のお手入れがしやすくなりました。
台所の床を踏んだときの沈み込みが減り、歩いた時の不安感がなくなりました。
また、通路が広くなったことで台所への移動もスムーズになり、ちょっとした家事のストレスが減る動線になりました。
引戸は「採光」と「安全性」を両立し、玄関も含めて建具の使い勝手が大きく改善したうえ、雰囲気も大きく変わりました。
まとめ
今回の内装リフォームでは、見た目をきれいにするだけでなく、「毎日感じる小さな不便」や「安全面の不安」を一つずつ潰して、暮らしやすさを底上げしました。
壁の剥がれや床のふわつき、建具の不調は「古い家だから仕方ない。」と我慢されがちですが、ポイントを押さえて直せば、日常のストレスは大きく減らせます。
佐藤工務店ではお住まいに合わせたリフォームをご提案しています。お気軽にご相談ください。