10月18日 災害に負けなかった奇跡の家見学会
10月18日(日)に弊社も所属している宮城SW会が主催し、家づくりをお考えの方を対象にした「災害に負けなかった奇跡の家見学会」が南三陸町で開催されました。
まず、奇跡の家について説明させて頂きますと、2011年東日本大震災で南三陸町の集落が大きな津波に飲み込まれた際にその集落で1棟だけ残ったことから、その残った家が奇跡の家と呼ばれたそうです。リンク先に写真付きで書かれているので、そちらもお読みください。(https://www.lixil.co.jp/lineup/construction_method/sw/owner/02/)
当日の大まかなスケジュールは下記のとおりです。
11:00 南三陸まなびの里「いりやど」集合
11:10 FPセミナー
12:00 昼食
12:50 T様ご講演・質疑応答
13:20 南三陸まなびの里「いりやど」出発
13:40 T様邸見学
15:00 現地開催
当日は、コロナ対策として参加人数を限定し、マスク着用、手の消毒の徹底、非接触体温計による検温をした後、開催しました。
FPセミナーについては、宮城SW会の会員工務店さんで行なっているセミナーをまとめたものとロールプレーイングを行なって頂きました。
主に住宅ローンや繰上げ返済、FP相談の大切さについてお話して頂きました。使用した資料を多めに頂いたので、住宅ローンを借りて家づくりをお考えの方には内容をご説明させて頂いたうえで差し上げることも可能なので、ご興味のある方はご連絡ください。
昼食後はインタビュー動画を見て頂き、奇跡の家にお住まいだったT様と施工した工務店さんに当時のことを詳しくお話して頂きました。
お話を聞き、印象に残ったこととして、屋根を超える津波を2度受けて、木造住宅が耐えることが出来たという凄さ。そして、いち早く復旧できた理由として、災害に対しての強いつくりだったこと、水に強い断熱材を使っていたことが被災後の改修工事をスムーズにしたと感じました。
ご講演後は、T様邸に移動し、現地を見ながらお話をお聞きしました。
防潮堤で海が見えなくなっていましたが、当時、道路を挟んですぐ目の前が海という集落にT様邸が建っていて、想像以上に海に近く、にも関わらず津波に耐えることができたことに、改めて驚きました。
また、参加されたお客様も津波に耐えた家を実際に見て、体験談をお聞きしたことで、災害を自分ごととして捉え、災害に強い家づくりの必要性を感じて頂けたようでした。
おそらく宮城SW会の合同イベントとして、また行なわれると思うので、ご興味のある方は参加して頂けると嬉しいです。