工務店ブランド力強化ノウハウセミナーを受講して

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こんにちは。佐藤工務店の佐藤博昭です。
4月10日(水)仙台にて行なわれた「工務店ブランド力強化ノウハウセミナー」に参加して来ました。
このセミナーは、私も年間購読している業界専門紙を発行している新建新聞社様が共催になっており、内容が充実しているものと期待して参加しました。

その主な内容なのですが、
①工務店の経営課題総チェック(三浦社長、新建ハウジング発行人)
②顧客に会える ホームページの戦略(宮坂社長、D-Grip
③スマホ活用の施工管理・原価管理術(稲田社長、オクト

三浦社長が考える工務店の経営課題の1つとして、集客・営業の仕組み化が挙げられ、その解決策の1つとして、ホームページでの集客やスマホでのICT化ということで、②の宮坂社長、③の稲田社長のご講演でした。

当記事では、三浦社長にお話し頂いた「工務店の経営課題総チェック」をおおまかにまとめたものをアップいたします。

まず、業界の課題として、商工中金は人口減少に伴い、住宅着工戸数が今後数年、数十年で数十パーセントも落ち込むと予想しています。
また、量産型のハウスメーカーがシェアを拡大しており、少し古いデータですが、2015年の宮城県のトップ10も全て量産メーカーになっています。

2018年の世帯収入

上の写真は、2018年の世帯収入です。信じたくないのですが、ワースト1位が宮城県だったようです。おそらく共働き世帯率が少ないのが1つの原因ではないかと予想されてました。
しかし、仙台に限れば、世帯年収は悪くないので、宮城県の収入は仙台に引っ張り上げられているようです。

健康寿命と平均寿命

次に、上の写真は県別の健康寿命と平均寿命をまとめたものです。こちらでも宮城県は良くないゾーンに分類されており、宮城県は不健康で長生きなゾーンに位置していました。

そういった状況のなか、三浦社長が考えている工務店の経営課題は、おおまかに下記の通りですが、1つ1つを当記事で説明すると長くなるので、今後、ブログを運営していくなかで少しずつ触れていければと考えております。

1、アイデンティティ・ミッション・ビジョン
2、USP×社会貢献×働きがいの一体化
3、マーケティング×商品開発・標準化
4、少リスク・高コスパ
5、企業ブランディング
6、集客・営業の仕組み化

工務店の経営課題をお話して頂いたなかで、印象に残ったお話、共感したお話がたくさんあったなかで、地域のためになりそうなお話もいくつかありました。

まず、某量産メーカーを説明するなかで、VS ハウスメーカー。ハウスメーカーの市場をどうとるか?というお話がありました。
栗原市は特にハウスメーカー率が高いような気がするので、地域にお金を落とすという意味でも、その地域にあった住宅を建てていくという意味でも、こういった考え方は大切な気がします。

SDGs

他にも気になったお話として、ビジネスでの社会課題解決にSDGs(17項目の社会貢献のものさしのようなもの )を利用しているところが増えているようです。
例えば、SDGsを佐藤工務店に落とし込んでいくと、佐藤工務店が仕事を頑張れば、頑張るほど、地域がより良くなっていく。といった、私たちが目指していることに合っているように感じました。

他にもいろいろと参考になったところがあり、今後の仕事に反映させていきたいと考えております。

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